特定のユーザー(例:経営層・一部の管理職など)だけに、全従業員の受講状況を閲覧できるようにしたい場合、主に以下の4パターンの設定方法があります。いずれか1つを選んで設定すれば目的を達成できます。すべてを組み合わせて設定する必要はありません。
基本的には「1. 専用の権限を新規作成する」方法のみで対応可能です。2〜4は、組織構成や既存の権限運用に応じた代替案としてご参照ください。
1. 専用の権限を新規作成し、対象を「すべてのユーザー」にする(推奨)
対象のユーザー専用のオリジナル権限を作成し、以下のように設定します。
- 「eラーニングv2管理」:表示・閲覧のみを付与し、追加・編集・削除は付与しません
- 権限内のグループアクセス制限:「すべてのユーザー」に設定します
- 作成した権限を対象のユーザーに割り当てます
これにより、対象のユーザーはカリキュラムやレッスンを編集することなく、全従業員の受講状況を閲覧できます。
既存の「担当者」権限は権限内容を変更できないため、「eラーニングv2管理」の「表示・閲覧」と、グループアクセス範囲の「すべてのユーザー」を設定したオリジナル権限を新しく作成し、対象者に割り当ててください。
この設定は、グループアクセス制限をオンにしている状態でも優先されます。
2. 対象のユーザーを最上位グループに所属させる
組織のグループを階層化している場合は、以下の設定でも対応できます。
- 全部署の親となる最上位グループを作成します
- 対象のユーザーをその最上位グループに所属させます
- 全従業員の所属グループを、その配下に配置します
- 対象のユーザーの権限に「eラーニングv2管理」の表示・閲覧を付与します
- グループアクセス範囲を「自身の所属グループとその配下のグループ」にします
この場合、対象のユーザーは最上位グループの配下にいる全従業員の受講状況を確認できます。ただし、組織図の変更時にグループ階層のメンテナンスが必要になる点にご留意ください。
3. 対象のユーザーを「組織管理者」に設定する
組織管理者はグループアクセス制限の影響を受けないため、全従業員の受講状況を確認できます。
ただし、受講状況の閲覧だけでなく、各種設定や編集など幅広い操作が可能になります。閲覧のみが目的の場合は、権限が強すぎるためおすすめしません。
4. グループアクセス制限を使用しない
グループアクセス制限自体を無効にし、「eラーニングv2管理」の表示・閲覧権限を付与する方法も考えられます。
ただし、対象のユーザーだけでなく、同様の管理権限を持つほかのユーザーも全従業員の受講状況を閲覧できる状態になります。影響範囲が組織全体に及ぶため、既存の運用への影響を十分確認したうえで設定してください。
ご注意ください
現状、「受講履歴だけを表示して、カリキュラムやレッスンの管理メニューは非表示にする」といった細かな権限制御には対応しておりません。「eラーニングv2管理」の表示・閲覧を付与すると、管理メニューや登録済みコンテンツも閲覧可能になります。