概要
2025年7月4日(金)17:00 ~ 2025年7月5日(土)17:00の期間で eラーニングv2 のメンテナンスを実施します。メンテナンス中、eラーニングv2 はご利用いただけません。
2025年7月4日(金)17:00 以降、レッスン単体での配信ができなくなり、カリキュラムを通じた配信に一本化されます。
これにより、レッスン単体で配信設定をされているお客様に影響が発生します。対象のレッスンはシステム側で自動的にカリキュラムへ移行いたしますが、一部機能をご利用中の場合はお客様ご自身での設定変更が必要です。
また、メンテナンス期間中(2025年7月4日(金)17:00 ~ 2025年7月5日(土)17:00)に配信を設定されている場合、メンテナンス終了後、順次配信されます。
背景と目的
より分かりやすく、拡張性のある配信管理を実現するため、今回の仕様変更を行います。
eラーニングv2機能を提供するなかで、次の2点によるお問い合わせを多くいただいていました。
- レッスンとカリキュラム両方から配信が可能なために仕様が分かりづらい
- 同一レッスンを同一ユーザーに1回しか配信できない
また、今後のカリキュラムの利便性向上や、ご要望いただいている新機能の開発も見据えると、配信管理の一元化が必要不可欠になっています。
仕様変更内容
- レッスンから配信できなくなります。(配信はカリキュラムからのみ行えます)
- レッスンから配信できなくなることに付随して、レッスンの通知メール文面は使用されなくなり、お客様が編集することもできなくなります。
レッスンの通知メール文面は2026年1月頃まで閲覧可能です。
- レッスンから配信できなくなることに付随して、レッスンの通知メール文面は使用されなくなり、お客様が編集することもできなくなります。
- レッスンを複数のカリキュラムに登録することで、同一レッスンを同一ユーザーに複数回配信できるようになります。
※ 同一カリキュラムを同一ユーザーに複数回配信することはできません。
メンテナンスについて
実施日程
2025年7月4日(金)17:00 ~ 2025年7月5日(土)17:00
実施内容
レッスン単体での配信設定や配信履歴がある場合に、データ移行を実施します。
- 該当レッスンごとに、同名のカリキュラムが自動作成されます。
- 自動作成された同名のカリキュラムに該当レッスンが割り当てられます。
- 自動作成されたカリキュラムには以下の内容が移行されます:
- レッスンの配信履歴
- レッスンの下書き・予約済み配信設定(ステータス・配信対象者を維持)
<例>
-
レッスン「怪しいメールが届いたら?」で配信設定と配信履歴がある場合
→ カリキュラム「怪しいメールが届いたら?」が自動作成され、レッスン「怪しいメールが届いたら?」がカリキュラムに割り当てられ、配信設定と配信履歴が移行されます。
移行イメージ
注意事項
- レッスン詳細画面では配信設定や配信履歴を確認できなくなります。
移行された内容はカリキュラムからご確認ください。
ユーザーの成績は引き続きレッスンからご確認いただけます。
お客様にて実施していただきたいこと
1. レッスンの通知メール文面を編集してお使いいただいているお客様
レッスンから配信できなくなるため、ユーザーへの通知時に、レッスンの通知メール文面は使用されなくなります。
実施していただきたい内容
カリキュラムの通知メール文面を編集してください。
メンテナンス後、レッスンの通知メール文面は編集できなくなりますが、2026年1月頃まで閲覧できます。
レッスンの通知メール文面を参考に、カリキュラムの通知メール文面を編集される場合は、2026年1月までに実施をお願いします。
2. 以下をご利用中で、「レッスン」の配信設定をされているお客様
- 標的型攻撃メール訓練機能
- 自動連携(β)
実施していただきたい内容
「レッスン」の配信設定をされている場合、2025年7月4日(金)17:00 以降はレッスンが配信されなくなります。
上記日時以降も配信を継続したい場合は、該当レッスンをカリキュラムに登録し、「カリキュラム」を配信する設定に変更してください。
標的型攻撃メール訓練機能での変更前後イメージ
自動連携(β)での変更前後イメージ
関連リリース
3. 同じユーザーに、同じレッスンをレッスン単体とカリキュラムの両方から配信予約されているお客様
2. の例として次のような場合が考えられます。
<例>
-
レッスン「怪しいメールが届いたら?」で配信設定があり、レッスン「怪しいメールが届いたら?」が割り当てられたカリキュラム「新入社員研修」でも、同じユーザーに配信設定がある場合
このような配信設定がされていると、メンテナンス終了後、自動作成されたカリキュラム「怪しいメールが届いたら?」と既存カリキュラム「新入社員研修」の両方からレッスン「怪しいメールが届いたら?」が配信されます。
したがって、配信されたユーザーは、レッスン「怪しいメールが届いたら?」を 2 回受講できるようになります。
実施していただきたい内容
レッスンをどのように配信されたいかによって、実施していただく内容が変わります。
a. レッスンを単体(自動作成されるカリキュラム)でのみ配信したい場合
→ カリキュラムからの配信予約を削除してください。
b. レッスンを既存のカリキュラムからのみ配信したい場合
→ レッスン単体からの配信予約を削除してください。
c. レッスンを単体(自動作成されるカリキュラム)と既存のカリキュラムの両方から配信したい場合
→ 特に実施していただくことはございません。
よくある質問(FAQ)【随時追加】
Q. 自動作成されたカリキュラムは編集できますか?
→ はい、作成されたカリキュラムは通常通り編集が可能です。
Q. レッスンの成績データはどうなりますか?
→ メンテナンス前後でレッスンの成績データは変更されませんので、引き続きレッスンからご確認いただけます。
Q. カリキュラムとレッスンの両方から配信したことのあるレッスンはどうなりますか?
→ カリキュラムでの配信履歴はそのまま残ります。レッスンでの配信履歴は、新たに作成されるカリキュラムに移行されます。
<例>
- レッスン「怪しいメールが届いたら?」をレッスンから配信したことがあり、カリキュラム「新入社員研修」からも配信している場合
→カリキュラム「新入社員研修」でのレッスン「怪しいメールが届いたら?」の配信履歴はそのまま残ります。
レッスン「怪しいメールが届いたら?」での配信履歴は、新たに作成されるカリキュラム「怪しいメールが届いたら?」に移行されます。
Q. 配信済みのレッスンは受講できますか?
→ はい、レッスン単体で配信済みのレッスンは、自動作成された同名のカリキュラムから受講できます。
Q. 配信済みのレッスンの受講催促通知は送られますか?
→ はい、レッスン単体で配信済みであっても、受講催促通知設定は自動作成された同名のカリキュラムに引き継がれるため、カリキュラムの受講催促通知として送られます。
手動での受講催促も、カリキュラムから送ることができます。
Q. レッスン単体から配信済みのレッスンの、受講催促通知に記載されている受講URLからレッスンを受講することはできますか?
→ はい、できます。当該レッスンの配信履歴が移行されたカリキュラムの受講画面に遷移するようになります。
Q. 標的型攻撃メール訓練機能や自動連携(β)でカリキュラム配信を設定している場合、メンテナンス中に訓練に引っかかったユーザーにカリキュラムは配信されますか?
→ いいえ、メンテナンス中は配信されません。
標的型攻撃メール訓練機能で設定されている場合は、手動で配信していただく必要があります。
自動連携(β)で設定されている場合は、シナリオの実行が失敗し、シナリオ実行履歴に記録されるため、シナリオ実行履歴からシナリオを再実行していただけます。
Q. メンテナンス後に受講状況画面からエクスポートしたCSVでは、過去にレッスン単体から配信したレッスンの受講履歴はどのように表示されますか?
→ 自動作成されたカリキュラムから配信したものとして表示されます。