標的型攻撃メール訓練で使用する送信元ドメインには、t-email.{ドメイン}という形式のサブドメインが表示されることがあります。これはメールヘッダー上、送信元として認識される場合があります。
{ドメイン}は、訓練を配信する際に選択する送信元ドメインを指します。
t-email.から始まるサブドメインとは
t-email.{ドメイン}は、標的型攻撃メール訓練でエンベロープFrom(Return-Path/SMTP MAIL FROM)として使用される、正式なサブドメインです。意図しない別ドメインや不審なドメインではありません。SPF認証もこのサブドメインに対して行われます。
Exchange Online・Microsoft Defenderへの登録要否
通常のMicrosoft 365(Exchange Online)事前設定では、Exchangeルールの条件は「送信者」「ドメイン」(メールヘッダー上のFromドメイン)と「DKIM/DMARCのチェック成功」です。この条件では、訓練で選択した送信元ドメイン(親ドメイン)をご登録いただければ充分であり、t-email.のサブドメインを個別に登録する必要は基本的にありません。
ただし、Return-Path/SMTP MAIL FROM/エンベロープFromを判定条件にしているメールセキュリティ製品(第三者製品を含む)をご利用の場合は、t-email.{ドメイン}のサブドメインの登録が必要になることがあります。設定の要否は、ご利用の製品・ルールの判定条件(Header-From判定かEnvelope-From判定か)によって異なりますので、各製品の仕様をご確認ください。
なお、本記事で参照しているMicrosoft Defender「高度な配信」の設定は、配信元IPアドレスの登録に関するものであり、ドメイン名の登録要否とは別の設定です。