Entra IDとのSCIM連携中に、ユーザーのメールアドレスを変更する場合は注意が必要です。メールアドレスはセキュリオのユーザーを一意に識別するキーとなるため、変更の手順を誤るとユーザーの重複登録や同期エラーが発生する場合があります。
なぜメールアドレス変更に注意が必要か
SCIMではuserName(メールアドレス)がユーザーの識別キーです。Entra ID側でメールアドレスを変更すると、セキュリオ側では「既存ユーザーの更新」ではなく「新規ユーザーの作成」として処理される場合があります。その結果、旧メールアドレスのユーザーが残ったまま新メールアドレスのユーザーが追加されるケースがあります。
推奨される手順
- Entra ID側でユーザーのメールアドレスを変更します
- 「今すぐプロビジョニング」で即時同期を実行します
- セキュリオ管理画面でユーザーが正しく更新されているか確認します
- 旧メールアドレスのユーザーが残っている場合は、セキュリオ管理画面から手動で削除してください
注意事項
- メールアドレス変更後の挙動はEntra ID側の属性マッピング設定によって異なる場合があります
- 変更作業は業務時間外または影響の少ない時間帯に行うことを推奨します
- 変更前後でセキュリオ上のユーザーデータ(受講履歴など)が正しく引き継がれているか確認してください
- SAML認証も併用している場合、SAMLのログインに使用するメールアドレスもあわせて変更が必要です