概要
Entra IDとのSCIM連携後、セキュリオ上のユーザー名が意図した姓名ではなく、メールアドレスや別の値で登録される場合の原因と対処方法を説明します。
原因と対処方法
パターンA:姓名ではなくdisplayNameで登録される
原因:Entra ID側の属性マッピングでname.givenName(姓)とname.familyName(名)が設定されていない、またはEntraのユーザー情報にgivenName/familyNameが入力されていない場合、セキュリオはdisplayNameをユーザー名として使用します。
対処:
- Entra管理センターで対象ユーザーのプロフィールを開き、「名」「姓」が入力されているか確認します
- アプリの属性マッピングで
name.givenNameとname.familyNameがEntraの「givenName」「surname」にそれぞれマッピングされているか確認します - 修正後、「今すぐプロビジョニング」で再同期します
パターンB:姓名の順番が逆になる
原因:セキュリオはname.givenName(姓)とname.familyName(名)をスペースで結合してユーザー名を生成します。Entra側のgivenName/familyNameに日本の姓名と逆の値が入っている場合、逆順で表示されます。
対処:Entra側のユーザー情報で「名(givenName)」に姓、「姓(familyName/surname)」に名を設定するか、属性マッピングを入れ替えて対応します。またはdisplayNameに「姓 名」の形式でフルネームを設定し、givenName/familyNameのマッピングを削除する方法もあります。
パターンC:一部のユーザーだけ反映されない
原因:Entraのユーザー情報でgivenName/familyNameが空のユーザーのみdisplayNameが使用されるため、ユーザーによって表示名の形式が異なる場合があります。
対処:Entra上の全ユーザーに姓名が入力されているか確認し、空のユーザーを補完してください。
注意事項
- カスタム属性(標準外の属性)には対応していません