2022年7月20日のリリースで、標的型攻撃メール訓練のメール既読判定が追加されました。
詳細は下記をご参照ください。
※2024年9月時点の情報です。
メール既読判定について
メールの既読判定は「Webビーコン」の仕組みを利用しています。
Webビーコンとは、WebページやHTML形式の電子メールに埋め込まれた画像のことで、ユーザーがメールにアクセスしたという情報を取得するために用いられています。
この特性上、画像ファイルの表示をブロックする設定が成されている受信環境の場合は、メールの既読判定が正常に行われません。
メールの既読判定ができない条件
- 画像ファイルの表示をブロックする設定が成されている受信環境
- Outlookなどの一部メール環境で、「コンテンツの有効化」や「画像のダウンロード」などをまだ行っていない場合(「コンテンツの有効化」や「画像のダウンロード」などを行うことで、メールを既読したと判定されます)
- HTMLではなくプレーンテキストでメールを受信する場合
参考
OutlookでWebビーコンがブロックされている時に表示されるメッセージ、「ブロックされたコンテンツを表示」をクリックすると、Webビーコンの画像が表示され、メールを既読したとみなされます
訓練結果の見え方
訓練の結果は以下のようにグラフで表示されます。
- メール既読:訓練メールを開いた人の数・割合(Webビーコンによる判定が有効な場合のみ)
- リンクをクリックした・添付ファイル展開:訓練メール内のリンクをクリックした、または添付ファイルをダウンロードして開いた人の数・割合
- 報告した:フィッシング報告した人の数・割合