標的型攻撃メール訓練のためにMicrosoft 365(Exchange Online)側で設定した各種バイパス設定は、訓練メールの不達や誤判定を回避する目的があります。訓練終了後に解除する場合、訓練メールが届かない・迷惑メールに分類される・判定が正しく取れない等が発生する可能性があります。
また、Graph Outlookアドインを削除しても、Graph API の同意(権限付与)が必ずしも自動で全撤去されるとは限りません。訓練終了後に権限を残さない観点では、アドイン削除に加えてEntra ID側での権限解除・削除まで行うことが安全です。
①Exchange関連:事前設定の目的と未解除時の影響
事前設定の目的
- 検疫による訓練メールの不達を防ぐ
- メールソフト側のリンククリック判定を回避する(判定の精度向上)
▼参考情報:Microsoft 365(Exchange Online)環境における標的型攻撃メール訓練の事前設定
https://support.lrm.jp/hc/ja/articles/21377109958169
解除した場合に起こり得ること
- 訓練メールが届かない
- 迷惑メールに分類される
- 防衛失敗の判定が正しく取れない
▼参考情報:配信完了表示だが実際に配信されていない
https://support.lrm.jp/hc/ja/articles/56368394263449
▼参考情報:行動履歴はあるが訓練結果に反映されない
https://support.lrm.jp/hc/ja/articles/56115348865817
解除手順(参考)
Zendesk生データ上では、以下の例が案内されています(詳細はMicrosoft社へお問い合わせください)。
- Exchange のメールフロールールを削除/無効化
- 許可リストから訓練用の送信元を削除
- Advanced Delivery policy を削除/無効化
②アドイン関連:削除・解除の考え方
結論
- アドイン削除+Entra ID側のアプリでの権限解除・削除まで実施することが安全です
セキュリオ側の手順(管理者向け)
▼参考情報:フィッシング報告のOutlookアドインを削除したい(管理者向け)
https://support.lrm.jp/hc/ja/articles/45623985522969
【注意】
Microsoft側(Entra ID/Graph API同意など)の具体的な手順は、Zendesk生データ上ではMicrosoft社への問い合わせが案内されています。