このページで解説する内容
配信対象のユーザーにおいて、
配信エラーが発生している、かつ、既読・リンククリック・添付ファイルの開封・返信のいずれかまたは複数の行動履歴が同時に存在する場合における、画面表示と集計の取り扱いを解説いたします。
上記場面は、「訓練メールが届いていない "はず" なのにも関わらず、訓練メールが届いていなければできないことが "できているように見える"」という矛盾した状況を示します。特定の条件下でこのような事象が発生する場合があるため、解説します。
※このページで扱う場面は、すべて下記の条件における事象を前提とします
「配信エラーが発生している、かつ、既読・リンククリック・添付ファイルの開封・返信のいずれかまたは複数の行動履歴が同時に存在する場合」
何が起きているのか
「配信エラーが発生している、かつ、既読・リンククリック・添付ファイルの開封・返信のいずれかまたは複数の行動履歴が同時に存在する」時、可能性としてどのようなことが起きているのかをケースごとに説明します。
また下記のケースは、標的型攻撃メール訓練機能の不具合ではなく、メール配信サービス(AWS)を使用していることで起こり得る「サービス特性」である点をご留意ください。
ケース1:配信状況が「配信エラー」になっているが実際には訓練メールが届いており、行動履歴が存在する
メールボックスの容量オーバーなどを理由に、ユーザー側がメールを受信できずセキュリオ上では「配信エラー」となったが、一定時間経過後に問題が解決されメールを受信できた場合に、セキュリオに「配信完了」の情報が届かず、ステータスが更新されていないために矛盾が生じている可能性があります。
このケースはイレギュラーなケースでシステム面での自動解決が困難であるため、カスタマーサクセスチームに詳細情報と共にご連絡ください。
ケース2:実際に訓練メールが届いていないが、既読・リンククリック・添付ファイルの開封のいずれかの行動履歴が存在する
メールサービスやセキュリティツールなどによって、受信したメールの検閲や隔離が行われることにより、行動履歴が作成され(セキュリオでは「セキュリティスキャン」と呼ぶ)、メールが隔離されてユーザーのメールボックスに届いていない可能性が考えられます。
このケースにおける解決策は、
「セキュリティツールが検閲や隔離を行なっているかどうかの確認をすること」と、検閲や隔離が行われている場合は「訓練メールに対して検閲や隔離をされないよう設定すること」になります。
ケース3:実際に訓練メールが届いていないが、返信の行動履歴が存在する
配信先のメールアドレスが存在していない場合に起きる可能性があります。
配信先のメールアドレスが存在しない状況で訓練メールを送信すると、メール配信元(セキュリオ)にエラー通知メールが送られる(「このようなアドレスは存在しませんよ」という旨の通知)場合があります。この挙動は、訓練において返信を記録する際の動作と全く同じになるため、返信されたと認識・記録されます。
この時、メールは届いていないためステータスは配信エラーになり、返信の記録が存在するため、記録として矛盾する状況が発生します。
このケースにおける解決策は、
「配信先のメールアドレスを正しく修正し、再度訓練メールを配信すること」になります。
本条件に該当する場合の画面表示と集計の取り扱い
画面表示
「配信対象者」画面にて、配信状況:「配信エラー」の右側に警告アイコンが表示され、
配信エラーによって矛盾が発生している旨の内容と本サポートページのリンクが表示されます。
この表示が行われている場合が、本条件に該当するケースとなります。
集計の取り扱い
「集計結果」画面のグラフ表示、「グループごとの集計」画面の集計表示においては、
配信状況が「配信エラー」となっている対象者に既読・リンククリック・添付ファイルの開封・返信の記録が存在していても、集計から除外され、カウントされない仕様となります。
仕様の意図(集計から除外する理由)
集計に含んでも、除外しても、どちらにしても矛盾が生じるため、「配信エラー」という状況においては「正常にメールが届いていない」というシステム上のステータスを正として集計に含まず、集計結果の妥当性を担保することを優先する仕様としています。
お問い合わせについて
本ご案内に関してご不明な点がございましたら、リクエスト(お問い合わせ)フォームよりお問い合わせをお願いいたします。
それでは、今後とも セキュリオ をよろしくお願いいたします。