標的型攻撃メール訓練を実際におこなう前には、必ず下記手順に沿って、事前に動作確認・各種設定をおこなってください。正常に訓練を実施するためのご協力をお願いいたします。
1. Officeバージョンの確認
添付ファイル形式でWord、Excel、PowerPointによる訓練を実施する場合は、事前に貴社でご利用中のOfficeのバージョンが セキュリオ 標的型攻撃メール訓練機能に対応したものであるか、ご確認をお願いいたします。
推奨のOfficeバージョン
- Microsoft 365 サブスクリプション
動作確認済みのOfficeバージョン
- Office 2019
- Office 2016
- Word 全Ver.
- PowerPoint 2016 MSO 16.0.9029.2106(32-bit・64-bit)
- Excel 2016 MSO 16.0.9029.2106(32-bit・64-bit)
- Office 2013
- Word 全Ver.
修正調査中のOfficeバージョン
- Office 2016( セキュリオ 側が用意したテンプレートファイルの場合は動作確認済)
- PowerPoint 2016 MSO 16.0.4266.1001(32-bit・64-bit)
- Excel 2016 MSO 16.0.4266.1001(32-bit・64-bit)
- Office 2013( セキュリオ 側が用意したテンプレートファイルの場合は動作確認済)
- PowerPoint 2013 (15.0.4569.1504) MSO (15.0.4569.1506)(32-bit・64-bit)
- Excel 2013 (15.0.4569.1504) MSO (15.0.4569.1506)(32-bit・64-bit)
非推奨のOfficeバージョン
- Office 2010
- Office 2007
- Office 2003
2. メールツールやセキュリティソフトの設定
メールツールやセキュリティソフトのセキュリティ設定状況によっては、自動で セキュリオ 標的型攻撃メール訓練機能から送信されたメールを怪しいと判断し、迷惑メールフォルダに振り分けたり、受信拒否したりする可能性があります。 セキュリオ からのメールを正常に受信できるよう、下記のとおり事前のご設定をお願いいたします。
2-1. 「cube-navi.com」をホワイトリストへ追加する
・メールセキュリティソフトへの追加(NEC Actsecure等)
・メールサーバへの追加(Windows Exchange Server等)
2-2. Windows Defender, Barracuda等、Officeソフトの外部通信を制御しているツールがある場合はOFFにする
2-3. 外部通信の制御を行っているウイルス対策ソフトがある場合はOFFにする
※セキュリオの標的型攻撃メール訓練機能では、cube-navi.comほか28のドメインをご用意しています。訓練で使用するドメインをホワイトリスト登録ください。
3. テストメールの送信
こちらのマニュアルに沿ってテストメールを送信し、メールを受信できるか、配信された訓練の内容について、下記のとおり確認をお願いいたします。
3-1. テストメールが8件届いていることを確認
3-2. ファイルやリンクに触っていない状態で「訓練結果」を確認し、標的型攻撃メール訓練の統計を取得していないことを確認
3-3. Zipファイル付きのテストメールからZipファイルをダウンロードし、Zipファイルを解凍できるか確認
3-4. 各添付ファイルを開いたりリンクをクリックしたりした後に「訓練結果」を確認し、標的型攻撃メール訓練の統計を取得していることを確認(統計を取得する判定基準の詳細はこちらで確認できます)
※
3-1でメールが8通届かない場合は、2-1の設定が反映されていない可能性がありますので、再度ご確認をお願いいたします。
3-3でファイルを開封した際、ファイルが文字化けしていることがあります。詳細はこちらをご確認ください。
3-4でステータスが標的型攻撃メール訓練の統計を取得されない場合は、2-2もしくは2-3の設定が反映されていない可能性があります。お使いのメールサービスの設定やセキュリティソフトの設定で訓練メール内のコンテンツが表示されない場合があります。