グループアクセス制限とは
特定のグループに所属する管理者が、特定のグループ内とその配下のグループに所属するユーザーのみ成績を確認することができる権限設定です。
<例>
営業部の責任者には、営業部門に所属するチームならびにメンバーの成績のみを確認できる権限を設定したい。
※設定イメージ
グループアクセス制限対象機能
- eラーニング
- eラーニングv2
- 標的型攻撃メール訓練
- セキュリティアウェアネス
- 社内アンケート
- サプライチェーンセキュリティ
- 自動トレーニング(β)
グループの階層化設定方法(任意設定)
- 上記のような階層構造にする場合、グループ名称とグループ名称の間に「/」(半角スラッシュ)を含めて設定する必要があります。
- 階層化を行うためには、必ず上位の階層の登録が必要です。例えば「親階層/子階層」のグループが存在し、「親階層」が存在しない場合には、正しく階層化が行われません。
- ※グループ管理の画面にも表示がされなくなります。
階層化が正しく行われた場合、下記のようにトグルで表示がされるようになります。
グループアクセス制限の設定方法
下記3つの手順が必要です。
- 管理者権限の設定
- 閲覧させたいグループの登録及び階層化登録
- グループアクセス制限を有効化する
管理者権限の設定
管理者権限には、「表示・閲覧」ならびに「追加・編集・削除」2つの設定があります。
※設定画面の「ユーザー権限管理」よりご参照ください
- 表示・閲覧:成績や訓練結果の確認のみ。コンテンツの配信や情報の変更・削除は不可
- 追加・編集・削除:成績や訓練結果の確認のみならず、コンテンツの配信や情報の変更・削除が可能
成績・訓練結果を確認させたい機能ごとに、任意の管理者権限を設定してください。
手順は下記をご参照ください。
▼ユーザー管理 / 権限を作成する
https://teachme.jp/3233/manuals/13546619
▼ユーザー管理 / 権限を編集する
https://teachme.jp/3233/manuals/13546850
グループの階層化とグループの割り当て
<例>
人事・総務部の部長には、総務チーム、労務チーム、採用チーム、給与チームのeラーニングと標的型攻撃メール訓練の成績を閲覧できるようにしたい。
登録されているグループ
- 人事・総務部
- 人事・総務部/総務チーム
- 人事・総務部/労務チーム
- 人事・総務部/採用チーム
- 人事・総務部/給与チーム
設定例
- 人事・総務部部長:Aさん
- Aさんの権限:部門長
- ※部門長はオリジナルで作成した権限。eラーニング管理と標的型攻撃メール訓練の「表示・閲覧」が割り当てられている
- Aさんの所属するグループ:人事・総務部
- Aさんが閲覧できる範囲:1~5に登録されたすべてのグループに所属するユーザーの成績
グループアクセス制限の有効化
設定画面の「グループアクセス制限」から「ON」を選択します。
よくある質問・トラブル
- 複数のグループに所属し、一方のグループでは管理者、一方のグループでは一般の権限といった設定はできません。複数のグループに所属する場合、それぞれのグループで管理者の権限が割り当たります。
- ※権限は、ユーザー単位で割り当てられます。グループに権限を紐づけることができません。
- 意図せず自身がeラーニングや訓練メールを配信できる対象が減っている場合、グループアクセス制限が有効、かつ階層化の設定やグループの割り当てが意図しないものに設定されている可能性があります。特定のグループのみならず、その配下のグループまで管理対象としたい場合には、グループの階層化を行い、ユーザーに割り当てる必要があります。
- 「セキュリオ設定」はグループアクセス制限の対象機能には含まれないため、「セキュリオ設定」の権限が割り当てられている権限をもつユーザーには、すべての登録情報が表示されます。そのため、例えば、グループアクセス制限が有効な状態で、グループの管理者に自身のグループのユーザー情報の登録を実施させたい、との要望には現在お応えすることがいたしかねます。