弊社ではAWSのサービスを採用しており、メールをより確実に届けるために、特定のIPアドレスに絞らず、AWSにおける共有IPアドレスにてメール配送を行っています。
Microsoft 365 をご利用の場合、弊社ご案内の事前設定をしているにもかかわらず、訓練メールが検疫にかかってしまい配信ができない場合は、Microsoft Defender における高度な設定において、配信元IPアドレスの登録を推奨しています。
ご参考:訓練対象者が訓練メールを自ら閲覧していないにもかかわらず、既読判定がされる場合
配信元IPアドレスの設定
(1)SPFレコードにてコマンドを実行する
以下のページにてご案内しているコマンドをSPFレコードにて実行し、Microsoft側にてご登録ください。
▼Amazon SES IP addresses
https://aws.amazon.com/jp/blogs/messaging-and-targeting/amazon-ses-ip-addresses/
実行の結果、IPアドレスが12個ほど結果として出てくると存じます。また、こちらをすべてMicrosoft側へ登録する必要があります。
(2)結果として出てきたIPアドレスをMicrosoft側で10個登録する
現在Microsoft側の仕様により、登録できるIPアドレスは10個までとなっており、今回結果として出てくると想定される12個のIPアドレスをすべて登録できないことを確認しています。
その際には、誠に恐れ入りますが、取り急ぎ、結果として出てきた先頭から10個のIPアドレスをご登録ください。
また、共有IPアドレスからの配信ではなく、固定IPアドレスからの配信も可能でございます。
個別にお問い合わせ・リクエストを受領後に機能を開放しておりますので、ご希望の際は以下ご参考ページをご確認の上、リクエスト(お問い合わせ)フォームよりお問い合わせをお願いいたします。
他ご参考設定
他、Microsoft社が公開している以下の方法をご対応いただくことにより、回避できる例も確認しております。以下内容についても、あわせてご確認・ご検討ください。
▼ご参考/スパムフィルターポリシーの構成(365上位プラン)
▼ご参考/サードパーティ製フィッシングシミュレーションとSecOpsメールボックスへの電子メール配信の高度な配信ポリシーを構成する
https://learn.microsoft.com/ja-jp/defender-office-365/advanced-delivery-policy-configure
上記にて解決しない場合は、誠に恐れ入りますが、外部ツール(セキュリオ)で行っているスパムフィルターの設定に関しまして、Microsoft社へのお問い合わせください。