標的型攻撃メール訓練の統計を取得する基準は、訓練の種類や添付ファイルの拡張子によって異なります。
訓練種類 | 拡張子 | 標的型攻撃メール訓練の統計を取得する基準 |
リンク | - | リンクをクリックした時 |
添付 ファイル | DOCX形式(Word) | ファイルをダウンロードし、編集できる状態にした時 |
XLSX形式(Excel) | ファイルをダウンロードし、編集できる状態にした時 | |
PPTX形式(PowerPoint) | ファイルをダウンロードし、編集できる状態にした時 | |
PDF形式 | ファイルをプレビューもしくはダウンロードして開き、ファイル内をクリックした時 | |
HTML形式 | ファイルをプレビューもしくはダウンロードして開いた時 | |
XLSM形式 (Excel Macro) |
ファイルをダウンロードし、コンテンツを有効にした時 ※設定によりマクロが自動でブロックされる場合には判定不可 |
|
フィッシング | - | リンクをクリックした時とフィッシングサイトに情報を入力した時 |
追加説明
DOCX形式(Word)、XLSX形式(Excel)、PPTX形式(PowerPoint)
- ファイルをダウンロードし、アプリケーションでファイルを開き、編集できる状態になった段階で統計を取得します。
- Gmailで受信し、Googleドキュメント等で開くだけでは、統計を取得しません。
- 一部のアプリケーションでは、ファイルを操作したかどうかを判断できず、統計を取得できない場合があります。アプリケーション側の仕様である旨、ご了承ください。
XLSM形式(Excel)
- ファイルをダウンロードし、アプリケーションでファイルを開き、コンテンツを有効にした段階で統計を取得します。
- メールのセキュリティ設定で、マクロを自動で無効化する設定が行われている場合には、統計が取得できません。
- ファイルをダウンロードし、ダウンロードしたファイルのプロパティからファイルアクセスを『許可する』にチェックをいれた場合には、マクロが有効化され選択することが可能となります。
【対応のOfficeアプリケーション】
- Microsoft Word 365(デスクトップアプリ)
- Microsoft Excel 365(デスクトップアプリ)
- Microsoft PowerPoint 365(デスクトップアプリ)
- Microsoft Word 2019
- Microsoft Excel 2019
- Microsoft PowerPoint 2019
【未対応のアプリケーション】
- Microsoft Office Online
- Microsoft Office on the web
- Microsoft Word 2016
- Microsoft Excel 2016
- Microsoft PowerPoint 2016
- Microsoft Word 2013
- Microsoft Excel 2013
- Microsoft PowerPoint 2013
- WPS Office
PDF形式
- ファイルを開き、ファイル内のどこかをクリックした段階で統計を取得します。
- ファイルをプレビューしているだけ、ファイルを開いているだけでは、統計を取得しません。
- 一部のメールアプリでは、プレビューでのクリックを判断できず、統計を取得できない場合があります。メールアプリ側の仕様である旨、ご了承ください。
【PDFファイルに対応のメールアプリ】
- Gmail(Webメール)
- Xserver(Webメール)
- Office 365(Webメール)
【PDFファイルに未対応のメールアプリ】
- Outlook(デスクトップアプリ)